大授搦探鳥 ①(2019.9.14)

9月の最初の三連休、奥さんと2人で大授搦に行ってきました。この春の大授搦では夏羽のヘラシギを幸運にも見ることができ加えて夏羽のエリマキシギほか数多くのシギチを観察することができたので、今回も楽しみに現地に向かいました。初日の朝、大阪を新幹線で向かうので朝の満潮は過ぎています。なので後背地を回ってで内陸シギチを探すことにしました。新鳥栖駅でレンタカーを借りたので自由に動くことができます。
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最初に向かったポイントの蓮田であっさりセイタカシギとトウネンに出会うことができました。セイタカシギは幼鳥と成鳥です。
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トウネンは二羽いました。さらに道を進むと水路にタカブシギとイソシギがいました。
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目星をつけた他ポイントにも行きましたが空振りで次に調整池に行ってみると沢山のカモが入っていました。遠いのですがマガモとコガモ、カルガモが確認できました。ダイサギ、コサギもたくさん。
調整池の近くの乾田でタヒバリらしき鳥を見つけました。さて、これが本当にタヒバリ?実はまだうちの奥さんと議論を続けています。

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色だけ見るとムネアカタヒバリに見えます。ただこの鳥を見たときは夕方だったので夕日の影響で赤く見えているかもしれません。
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初列風切が三列風切から突出しない(primary projectionがない)、頭頂から背にかけて縦班がある、上嘴は黒っぽく下嘴は橙色、というのもムネアカタヒバリの特徴と合致します。ただ顔つきが過去に見たムネアカとは違う気がするしまだ正直判断しかねています。まあ、こうやってあーでもない、こーでもない、と図鑑を見て考えたり議論したりすることは楽しいわけですが。。
(注:先輩バーダーさんに写真を見てもらった結果、普通のヒバリ、という結論にいたりました。顔は確かにヒバリですね。
   色に惑わされてしまいいろいろ考えすぎてしまいました。でもこういうのも楽しいです!)

さて、これで初日の探鳥は終わり近くのホテルに入りました。

by george-redstart | 2019-10-02 21:04 | 大授搦 | Comments(0)